1. ホーム
  2. オペレーティングシステム
  3. アップルMAC

Apple macOS Montereyの一部ユーザーで「メモリーリーク」問題が発生、バックグラウンドで動作するアプリケーションが数百GBのメモリーを消費

2022-01-17 02:22:49

 MacRumorsによると、最近macOS Montereyにアップグレードした一部のユーザーに、特定のmacOSプロセスやアプリがバックグラウンドで長時間動作し、大量のメモリを消費する「"メモリリーク」"と呼ばれるバグが発生しているそうです。

エンサイクロペディアによると、メモリリークとは、プログラム内で動的に割り当てられたヒープメモリが解放されなかったり、何らかの理由でプログラムによって解放できなかったりして、システムメモリが浪費され、プログラムの速度低下やシステムクラッシュなどの深刻な事態に至ることであるとされています。

下記のように、Firefoxは79.2GB、コントロールセンターは26GB以上のメモリを使用しています。Mac コンピュータのどのモデルが影響を受けるかを判断するのは難しく、報告されているユーザーの問題はより広範囲で、新しくリリースされた 2021 年モデルの 14 インチおよび 16 インチの MacBook Pro も含まれています。

Firefox と Control Center に加えて、他のアプリから "システム アプリがメモリ不足です" というエラーが報告されるユーザが増加しています。例えば、下の写真のカレンダーは、106.43GBのメモリを消費しています。

エラーの原因や解決方法は不明です。ユーザーは再起動を試すことができますが、一部のユーザーは再起動後もエラーが続くと報告しています。

以前、macOS Montereyをアップグレードした後に古いMacがブリックされ、ファームウェアを復元しないと使用できないとの報告が一部のユーザーからありました。そのため、これらの問題に対する最善の対処法は、macOS Montereyへのアップグレードを控え、Appleが次の正式版をリリースするのを待ってから、アップデートを検討することです。

<スパン