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FedoraシステムでIPv6アドレスの利用を設定・解除する方法

2022-01-19 21:19:43

一般的なコマンドラインの説明です。

1. 現在のIPv6アドレスの一覧
ip"を使用します。
使用方法

コピーコード
コードは以下の通りです。

# /sbin/ip -6 addr show dev <interface>

例:静的なホストアドレス


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr show dev eth0
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP> mtu 1500 qdisc pfifo_ fast qlen 100

inet6 fe80::210:a4ff:fee3:9566/10 スコープリンク
inet6 3ffe:ffff:0:f101::1/64 スコープ グローバル
inet6 fec0:0:0:f101::1/64 スコープ サイト
自動的に設定されるアドレスと、その存続期間。


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr show dev eth0
3: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,PROMISC,UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast qlen 100

inet6 2002:d950:f5f8:f101:2e0:18ff:fe90:9205/64 scope グローバル ダイナミック
  有効期限16秒 優先期限6秒
inet6 3ffe:400:100:f101:2e0:18ff:fe90:9205/64 scope グローバル ダイナミック
  valid_lft 2591997sec preferred_lft 604797sec inet6 fe80::2e0:18ff:fe90:9205/10 scope link
ifconfig"を使用します。
使用方法


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig <interface>

IPv6アドレスのみをリストアップした例。


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig eth0 |grep "inet6 addr:"

inet6 addr: fe80::210:a4ff:fee3:9566/10 Scope:リンク
inet6 addr: 3ffe:ffff:0:f101::1/64 Scope:グローバル
inet6 addr: fec0:0:0:f101::1/64 Scope:サイト
2. IPv6アドレスの追加
原理はIPv4と同じ "IP ALIAS" (IPエイリアス)です。

ip"を使用します。
使用方法


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr add <ipv6address>/<prefixlength> dev <interface>


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr add 3ffe:ffff:0:f101::1/64 dev eth0

"ifconfig"を使用します。
使用方法


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig <interface> inet6 add <ipv6address>/<prefixlength>


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig eth0 inet6 add 3ffe:ffff:0:f101::1/64

3. IPv6アドレスの削除
これはあまり使われません。存在しないアドレスを削除するためにこの機能を使わないでください。

ip"を使用します。
使用方法


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr del <ipv6address>/<prefixlength> dev <interface>


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ip -6 addr del 3ffe:ffff:0:f101::1/64 dev eth0

"ifconfig"を使用します。
使用方法


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig <interface> inet6 del <ipv6address>/<prefixlength>


コピーコード
コードは以下の通りです。
# /sbin/ifconfig eth0 inet6 del 3ffe:ffff:0:f101::1/64

ここでは、GUI下での操作に適した、よりシンプルなファイル修正方法を紹介します。

モジュールの読み込み中です。
/etc/module.confに以下の行を追加します。

コピーコード
コードは以下の通りです。
alias net-pf-10 ipv6

ipv6の設定を行います。
etc/sysconfig/network に以下の行を追加します。
[コード]NETWORKING_IPV6=yes

コピーコード
コードは以下の通りです。

Other options (taken from /etc/sysconfig/network-scripts/init.ipv6-global script under linux).
# Uses the following information from /etc/sysconfig/network:
# NETWORKING_IPV6=yes|no: controls global IPv6 initialization (default: no)
# IPV6FORWARDING=yes|no: controls global IPv6 forwarding (default: no)
# IPV6_AUTOCONF=yes|no: controls global automatic IPv6 configuration
# (default: yes if IPV6FORWARDING=no, no if IPV6FORWARDING=yes)
# IPV6_AUTOTUNNEL=yes|no: controls automatic IPv6 tunneling (default: no)
# IPV6_DEFAULTGW= [optional]
# IPV6_DEFAULTDEV= [optional]
Configure a static ipv6 address.
Add the following line to /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth*.
[code]IPV6INIT=yes
IPV6ADDR=2002::2002/48 (your ipv6 address)

etc/init.d/network restartを実行し、作業結果を確認します。
その結果、以下の行が表示されます。
inet6 addr: 2002::2002/48 Scope:Global