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Fedora 22 Workstation Liveをハードディスクにインストールするためのチュートリアル

2022-01-19 22:35:16

Fedora 22 Workstation は、ライブ ISO ディスクイメージとして利用できます。もし、手元に空いている CD や空の USB ドライブがあれば、ブート CD や USB ドライブを作成し、インストールを起動するためにその CD や USB ドライブを使用することができます。

CDやUSBドライブがない場合、ハードディスクから直接fedora liveを起動することは可能でしょうか?答えはイエスです。

ここでは、ハードディスクから直接fedora liveを起動するためのプロセスを文書化しています。

1. ライブ ISO から LiveOS と isolinux フォルダを FAT32 パーティションのルートディレクトリ、例えば D:㎤に展開します。

2. grub4dosを起動し、"C"を押して、コマンドモードに入ります。以下のコマンドを入力し、完了です。

############### 以下、grubコマンドです。

ルート (hd0,1)

kernel /isolinux/vmlinuz0 root=live:/dev/sda2 rootfstype=auto ro rd.live.image quiet.

initrd /isolinux/initrd0.img

ブート

注意

(hd0,1) は grub がパーティションを説明する方法で、hd0 は最初のドライブ、(hd0,1) は 2 番目のパーティション、D: ドライブです。

/dev/sda2はlinuxがパーティションを説明する方法で、sda2は最初のハードディスクの第2パーティションを表します。

上記(hd0,1)と/dev/sda2は、個々の状況に応じて微調整が必要です。

3. Fedora 22 live を起動したら、ハードディスクにマウントする準備ができました。あとは CD から起動した後と同じです。

4. Fedora 22 live をハードディスクにインストールする際、インストーラーがハードディスクを検出できないという奇妙な問題に遭遇しました。LiveOSとisolinuxをUSBドライブのルートにコピーし、grubでUSBドライブからliveOSをロードしてみたところ、liveOSを起動し、ハードディスクにインストールすることが出来ました。

USBドライブからロードするには、(hd1,0)と/dev/sdb1を使用します。