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Ubuntu 20.04でVSCodeを使用するための手順

2022-01-18 22:22:14

Ubuntu 20.04でVS Codeを使用する。

VS Codeのバージョンは1.48.0です。

以下は、類似していますが、Windows環境で使用するため、上記環境に限定していますので、参考程度にご利用ください。

1. 準備

a.ソフトウェアのインストール
ソフトウェアストアからインストールするか、ダウンロードしてインストールすることができます。
ダウンロードおよびインストールのための公式ウェブサイトは、https://code.visualstudio.com/。
インストールソフトは、deb形式とrpm形式の両方がダウンロード可能です。
b.ディレクトリ構成
プログラムを書く過程では、書いたプログラムをどこに置くかをあらかじめ決めておく必要があり、そのためにディレクトリ計画を立てる必要があります。どんなソフトウェアプロジェクトでも、書いたプログラムを見つけやすく、使いやすいカテゴリに格納するために、ディレクトリプランも行う必要があります。
ここでは、プログラムコードを格納するためのVSCODEディレクトリが作成されています。さらに分類すると、VSCODEディレクトリの下にサブディレクトリCSPを作成し、そこに書き込んだコードを配置することができるようにします。次の画像のように。

2. VS Codeの実行とC/C++プラグインのインストール

a.VSコードの実行
VS Codeを実行すると、以下の画面が表示されます。

b.C/C++プラグインをインストールする

3. プログラムを書く

a.フォルダ(ディレクトリ)を開く
メニュー「ファイル-フォルダを開く...」をクリックすると、以下の画面が表示され、CSPディレクトリが選択されています。

OKボタンをクリックして、VS Codeのインターフェイスに戻り、CSPをクリックします。

b.C/C++ファイルの作成とプログラムの作成
上図において、CSPの右側にある "新規ファイル" ボタンをクリックし、ファイル名 "Hello.c" を入力すると、空のファイルが作成されます。そのファイルにプログラムを入力して保存すると、次のような画像になります。

4. プログラムの実行

メニューのRun-Run Without Debugging (ショートカットキー Ctrl F5) をクリックして、プログラムを実行します。
Run-Start Debugging (Ctrl F5) をクリックすると、デバッガとしてプログラムが実行されます(シングルステップまたはブレークポイントに直接アクセス)。
この時点で実行環境を選択する必要があり、ここでは "C++ (GDB/LLDB)" を選択し、続けて "gcc - Generate Debug Activity File" という "launch.json" ファイル(このファイルの生成は初回のみ)を選択します。
"launch.json"ファイルを閉じて、再実行すると、以下のような結果になります。

5. プログラムのデバッグ

a.ブレークポイントを設定する
ソースプログラムの行番号の前の空白をクリックすると、ブレークポイントを設定することができます。
ブレークポイントを設定したい行にカーソルが置かれ、F9キーでその行のブレークポイントを設定/解除することができます。

b.デバッグの実行
メニュー「実行」の各種コマンドを使用して、プログラムのデバッグを行います。

6. その他

VS Codeは、試験やコンペでかろうじて使える程度です。
エンジニアリングのプロジェクトに適しているかどうかは探る価値があり、おそらく実際のエンジニアリングのプロジェクトではあまり使われないと思います。

Ubuntu 20.04でVSCodeを使用する方法についてのこの記事は終わりです。UbuntuでのVSCodeの使い方については、スクリプトハウスの過去記事を検索していただくか、引き続き以下の記事をご覧ください。