1. ホーム
  2. amazon-web-services

[解決済み] AWSストレージクラス解析とインテリジェントティアリングの比較

2022-02-15 09:59:25

質問内容

AWSのストレージクラス分析では、オブジェクトのアクセスパターンを把握し、ライフサイクルポリシー設定の判断材料にすることができると理解している。

S3 Intelligent Tieringでは、なぜこの方法を使う必要があるのでしょうか?Intelligent Tieringは、ストレージクラス分析やライフサイクルポリシー設定の手間を省くことができるソリューションではないでしょうか?(インテリジェントティアリングは、クラス別ストレージのコストが同じであること以外に、監視と自動化のために "All Storage / Month $0.0025 per 1,000 objects" という追加料金がかかると理解しているので、おそらくコストは別です)

解決するには?

の解説を見つけました。 https://www.1strategy.com/blog/2019/09/25/s3-intelligent-tiering-vs-lifecycle-configuration/

答えは、「状況次第」です。両者の料金の考え方は異なるので。ストレージコストとは別に、両者は以下のようなコストに遭遇するでしょう。

  • S3インテリジェント階層化アプローチ - 監視と自動化のための追加料金として、1,000オブジェクトあたり0.0025ドル(1ヶ月あたり)。
  • ストレージクラス分析 + ライフサイクル構成アプローチ - 分析コスト $0.10 per million objects monitored per month + S3 Inventory と S3 Storage Class Analysis で生成されたファイルのストレージコスト (エクスポートは指定した S3 バケットに保存され、S3 Standard ストレージチャージの対象となる) + 手動分析および設定のための工数

オブジェクトのライフサイクルが決まっている場合、例えば1ヶ月間は頻繁にアクセスする必要があり、その後はアクセスする必要がない場合、ライフサイクルポリシーは最も効率的で費用対効果の高いソリューションです。

また、アクセスパターンが予測できない、または特定が困難な場合、インテリジェントティアリングは、S3-IAによるコスト削減を活用しながら、ストレージのアクセス監視をハンズオフで行うことができる優れたソリューションです。

また、S3-Intelligent Tieringはライフサイクルポリシーをサポートしているので、Intelligent Tieringに数ヶ月間オブジェクトを保持し、その後S3-Glacierに移動させるルールを設定することも可能です。